OTは見た⁉【医療・介護業界の闇】第一闇『某高齢者施設で生まれた闇』

 

 

 

医療・介護業界には様々な闇が存在し、今も新たな闇が生まれています。

 

 

そういった日頃は表に出てこない、いわゆる業界の闇の部分をOTである私の視点でお伝えしていきたいと思います。

 

 

業界の闇に興味のない方や見たくない方は、閲覧しないことをお勧めします。

 

 

ちなみにOTとは「Occupational Therapist」作業療法士のことであると共に【おっさん セラピスト】の略でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

某介護施設で生まれた闇

 

 

介護業界にいる方には分かると思いますが、介護士はいつでも人手不足です。それは、私が以前勤務していた施設でも同様で、介護士のマンパワー不足をリハビリや看護師が補っていました。

 

 

ある時、職員の間に新しいスタッフが入職するとの噂が流れ始めます。離職者も多い業界なので新しいスタッフは喉から手が出るほど欲しいものです。

 

 

スタッフの間には期待があふれていました。そしてついに、朝礼で新人スタッフの紹介が行われます。

 

 

湧きたつスタッフ一同「負担が軽減される!」「どんな人なんだ!」とざわめく中、施設長が新人さんを連れてきました。

 

 

そしてスタッフたちの新たな絶望が始まるのです!

 

 

 

 

 

新人さんは利用者様⁉

 

姿を現した新人さんは、80歳代の少しぽっちゃりした「おばあちゃん!」でした。

 

 

瞬間、私たちの頭に浮かんだのは【老々介護】のひと言でした。そして同時に、「このひとは介護業務ができるのか?」という不安が・・・

 

 

困惑する私たちを気にもせず、新人さんは自己紹介を続けます「介護の経験はありません!」「腰が悪いので重たいものは持てません!」「パソコンは使えません!」etc.

 

 

出会って1分で、すでにお腹いっぱいです・・・💧ないない尽くしにもかかわらず、自信たっぷりにしゃべり続ける新人さん!

 

 

スタッフの頭の中は「一体何ならできるんだ?」で溢れています。

 

 

結局、できることはお茶くみと見守りだけでした。

 

 

そこから、この新人さんが退職するまでの1年間スタッフ一同で、この方のお世話をすることになったのでした。

 

 

ぱぱん
見守りも見てるだけだから・・・
ああ、なにかあれば呼ばれるのね💧
ままん
ぱぱん
むしろ、新人さんを見守っておかないとね💦

 

 

闇についての考察

 

 

なぜ今回のような、闇が生まれてしまうのかと言うと、【少子高齢化】が根底にあることは間違いありません。

 

 

それに加え、介護職の人気のなさと、何となく誰にでも出来そうな雰囲気が問題として挙げられます。

 

 

それらの要因が混ざり合うことで、利用者の平均年齢77歳の施設に80歳の新人介護スタッフが雇用されるといった地獄の様な光景が出現するのです。

 

 

事実、この80歳の新人さんも「年金だけでは食べていけない!」「ハローワークに行ってみたら介護職を進められた」と言っていました。

 

 

個人的には介護職はかなり専門性が高い業種なので、誰にでもは出来ないと思っています。

 

 

しかし一般的には違うようで、「仕事がみつからなければ介護職に!」といった空気が出来上がっているのも事実です。

 

 

この辺りは、国の働きかけで改善が必要なのではないかと感じています。

 

 

ただ、紹介する方に原因があるのは確かなのですが、当然雇用する方にも原因はあります。

 

 

マンパワーが不足していたとしても、もう少し考えて人員の補充をして頂きたいものです。そもそも80歳の人を雇っても先はないでしょうに💧

 

 

今後、介護業界が少しでも良くなっていく為には、施設として即戦力だけを欲しがるのではなく、自分達で若い人を育てていくことが重要になります。

 

 

そのためには、既存のスタッフもより一層の学びが必要になってきますが、最後は自分にかえって来ることなので頑張っておいて損はないでしょう。

 

 

 

ぱぱん
究極的には自分がどんな介護を受けたいか考えてみよう♪
自分よりおばーちゃんに介護されるのはツラいかも💦
ままん

 

 

 

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