傷病手当金の申請にあたり、一番不安になるのは書類の記入方法ではないでしょうか?
慣れてしまえばそれほど難しいものではないのですが、初めての時や不慣れな時には何から手を付ければ良いのか悩んでしまうものです。
今回は、私が傷病手当金を受給していた際に、全国健康保険協会に連絡して教えてもらった記入方法をご紹介いたします。
傷病手当金支給申請書①
申請書の一枚目は申請者の個人情報の記入を行います。
被保険者情報
被保険者証の記号・番号(保険証に記載されている記号と番号になります。)
生年月日 (申請者の生年月日)
氏名~住所 (申請者の氏名・住所・電話番号)
(捺印は申請者自著の場合不要ですが、それ程手間がかかる訳でも無いので捺印しておくと間違いがないでしょう。)
振込先指定口座
傷病手当金の振込先です。非常に重要な情報ですので間違えの無い様に注意しましょう!
金融機関名称 (症病手当金を振り込む金融機関名です。)
預金種別 (普通にしておけば間違いないかと思います。)
口座番号 (振込先の口座番号です。間違えの無い様に注意してください。)
口座名義 (口座名義人の名前を記入します。)
口座名義の区分 (自分の口座であれば1、代理人であれば2となります。)
受け取り代理人の欄
前の項目の最後で、口座名義の区分が2の場合には記入と捺印が必要となります。

傷病手当金支給申請書②
被保険者氏名 (傷病手当金申請者の名前です。)
傷病名 (診断された病名です。複数ある際は1~3に分けて記入)
初診日 (病名を診断された最初の診察日です。ここは担当の病院で確認して
記入 すると間違いがないでしょう。)
該当の傷病 (怪我が病気を選択し、傷病の内容を記入します。)
※傷病の内容が分からない場合は、担当の医師に確認してください。
療養の為に休んだ期間(休職期間ですが、ここは職場に確認してください。)
※退職後の受給であれば、前回申請(病院受診日)から該当受診日までの期間を記入します。この場合は受診する病院で期間を確認してもらってください。(私の場合、退職後は丁度30日毎に受診するようにしていました。)
あなたの仕事内容 (日頃従事している業務の内容を具体的に記入します。)
残りの項目については、休職中に給与や年金支給の有無に合わせて各職場に確認しながら記入を進めてください。

傷病手当金支給申請書③
申請書の3枚目は、職場の担当者が記入することになります。職場で記入を依頼してください。
※すでに退職している場合は、記入は不要とのことでした。気になる場合は協会けんぽに電話などで確認してみて下さい。(私は未記入で用紙を添付していまいた。)

傷病手当金支給申請書④
申請書の4枚目は担当医師の記入欄となります。病院を受診した際などに記入を依頼してください。

まとめ
傷病手当金支給申請書の記入方法について、私が受給していた際の記入方法をまとめてみました。病気や怪我の内容や療養期間などは申請者によって異なってきますので、不明な点は受診している病院や勤務先に相談しながら記入してください。また、記入した申請書は提出前にコピーをとっておくと、それ以降の記入時に参考に出来るので都度コピーをすることをおすすめします。
この手の書類は、何となく拒否感があり記入や提出が遅れがちになりますが、提出が遅れた分だけ傷病手当金の支給が遅れることになりますので、臆することなく積極的に作業を進めていきましょう。
ちなみに書類に不備があった場合でも、その旨を伝える書面と書類が戻って来て修正、再提出する流れになります。いきなり傷病手当金の支給中止になることは、私の経験上はなかったので、心配し過ぎる必要は無いかと思います。
