ここ数日、気圧や気温の変化に身体がついていかず「線維筋痛症」による痛みと倦怠感が大変な事になっています。
指などの関節も硬くなっており、キーボード入力も一苦労です”(-“”-)”
仕方ないので部屋でゴロゴロしていると、ふと病気の発症初期のことや最近仕事中にお話したお客様のことを思い出しました。今回は、痛みを我慢する事のデメリットを記事にしてみたいと思います。
リラクゼーションマッサージ店で勤務を始めてから、一定の割合でこのような方がいらっしゃいます。
「肩こりが酷すぎて、痛みでねむれない!」
「痛みはないが不快感が強くイライラする!」
その様なお客様の対応をする場合、大抵のスタッフが「それでは肩回りを中心に揉んでいきますね~」と声を掛けて揉みほぐしを行います。
そして施術後、お客様は「軽くなった気がする」と満足感を持って帰宅されるわけですが、これはあくまでも一時的な改善にすぎない場合が多いです。
・・・痛みや不快感は身体の不調を告げるサインであることも多いのに、本当にそれで良いのでしょうか?
結論から申し上げますと「良いわけがありません!」
リハビリ業務の経験がある私としては、夜間ねむれないほどの肩こりがある場合は、速やかに病院を受診する事をおすすめいたします。
理由としては、慢性的な痛みを感じている場合、身体には持続的にストレスが掛けられている状態になっています。その状態が長期に渡ると交感神経が常に優位に働き、筋肉の緊張・血圧上昇・自立神経の失調不調が起こってしまう原因となってしまいます。
特に、夜間眠れない程の痛みや不快感は、うつ病の最初期にも見られる症状のひとつです。このため一時的な対処療法ではなく、肩こりや痛みを根本の原因から治療する事で病気の早期発見や次の病気への移行を予防する事にもつながり、とても大切な行為となるのです。
ちなみに私の病気「線維筋痛症」も初めは、少し気になる程度の痛みでした。
私の場合、仕事の忙しさや我慢できる程度の痛みだったこともあり、しばらく放置した結果、取り返しのつかない状態となってしまいました。
今でも「あの時我慢せずにサッサと病院に行けば良かった」と振り返ることが度々あります。痛みを感じ始めた最初期に対応していれば、もしかしたら痛みで動けないなどという事もなく、普通に仕事をして人波に遊びをして友人をを失うこともなく・・・と後悔する事もしばしばです。
まぁ、今さら何を考えても後の祭りなのですが💧
このブログを読んで下さっている方の中には、多かれ少なかれ体に不調を感じている方もいるのではないかと思います。もし、このブログを読んで気になる事があったのならば、なんとか時間を作って一度病院に行かれてみては如何でしょう?
すべての人の人生に不要な痛みが無く、幸せであることを願わずにはいられません。