闘病日記

知ってて当然⁉誤嚥を防ぐ姿勢と介助‼

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相変わらず線維筋痛症で療養中の私ですが、職場の方から利用者様の食事について聞かれる事が増えています。理由としては、食事介助が必要な利用者様が増えてきたからだと思います。

 

 

 

 

実は以前から利用者様の状態が少しづつ低下しており、食事時間の延長や食事量の低下が生じていたのですが、その事に誰も気が付いていなかっただけなのです。基本的に日中放置状態ですから・・・それは能力も落ちてきますよ(;´・ω・)

 

 

 

 

権限を持つ介護士さんは日々のタイムテーブルばかりを気にしていて、利用者様1人1人の状態を気に掛けていません。そして、それを気にする職員さんには「時間を気にしろ」と怒るばかりです。

 

 

 

 

このような状態が続き、じわじわと侵食する様に問題が拡大していきます。対象となるのはご高齢の利用者様ですから、気を回さず、手を掛けず放置していればあっという間に能力は失われてしまいます。

 

 

 

 

私が出勤している間は、能力低下が予測される人をピックアップしてリハビリと空き時間での声掛けを行うなどして対応していましたが、療養のために休暇に入って以降その様な方たちに対してのアプローチが行われていなかったようです。

 

 

 

 

結果、利用者様の状態が目に見える程悪くなり、職場の方や同僚から愚痴に近い形で情報が送られてくるようになった次第です。

 

 

 

 

 

 

 

姿勢について考える!

 

さて、「食事が遅い」や「介助が増えた」相談されたものの、実際に現場と利用者様の状態を見てみない事には指示出しは出来ませんし、指示を出したとしても現状では介護士さんにリハビリ的な介入は困難かと思われます。ただ、私としてはこれまでの経験から、利用者様の姿勢が崩れているのではないかと予測しました。

 

 

 

 

その為、気になっている利用者様の食事場面を撮影し写真を送ってもらうようにお願いしました。そして送られてきた写真を数名分確認したのですが・・・

 

 

 

 

仙骨座りで食事を摂られている方、臀部の位置が悪く右方向への傾きが著名な方、椅子に深く腰掛け過ぎていて前傾が強すぎる方、等々想像通り姿勢が大きく崩れている方が多く見られました。

 

 

 

 

医療・介護業界に関わった事がある方はご存じかと思いますが、座位姿勢には一般に良肢位と呼ばれるものがあります。利用者様の身体機能によって多少の変化はありますが、私は、最低限この良肢位を取ることが食事動作改善のスタートとなると考えています。そして、実際に姿勢調整で食事動作の改善が見られる事も数多く経験しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

食事の良肢位とは?

 

上記のような理由から、食事の際の姿勢調整を依頼すべくイラストを付けて注意点をまとめてみました。イラストについては昔作成したものを使いまわしています。ナンバリングなどが説明とズレていますがご了承ください。

 

 

 

①顎を軽く引いて、少し前屈みになる。

 

 

 

 

②背もたれのある椅子に深めに腰掛ける。
(腰掛ける位置が深過ぎると、前傾姿勢が強くなり過ぎるので注意)

 

 

 

 

③体とテーブルは拳1つ分程度あける。

 

 

 

 

※テーブルは腕を乗せて肘が90度曲げられる程度の高さ。

 

 

 

※椅子は足底が設置した状態で、膝が90度曲げられる程度の高さ。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果

 

情報を送付したところ、姿勢の崩れは気になっていたが、どのように調整すれば良いかが分からなかったとの事でした。この為、先に送った情報に加えて、利用者様個人個人のセッティング方法を伝え夕食時に状態を確認してもらう事にしました。

 

 

 

 

業務終了、後連絡が入り全員の対応は無理であった事と、数名の利用者様は姿勢調整を行う事で自発動作が可能となり、食事のペースが上がったとの報告がありました。私の予想通り、姿勢の調整はそれなりの効果を発揮した様でした。

 

 

 

 

ただ、拘縮が進行している利用者様や、筋力低下が生じている利用者様も居るらしく、こちらに関しては出勤後に対応する運びとなりそうです。・・・イヤ待て・・・PTさんは何してるんだ???(;´・ω・)

 

 

 

 

まとめ

 

今回の事から、食事動作と姿勢には密接な関係がある事が把握出来ました。実際にはそれ以外の要因も絡んでくるので、姿勢だけ見れば良いわけではありませんが私個人としては、最低限姿勢を見る事は重要かつ効果的であると考えます。

 

 

 

 

みなさまも利用者様の食事が気になる時には、まず姿勢から見てみては如何でしょうか?リハビリスタッフが居る施設であれば、ポジショニングなどを確認してもらっても良いかと思われます。色々な面から利用者様の状態を観察し、誤嚥のない食事を提供出来るように心掛けていきたいですね(*’ω’*)ではまた!

 

 

 

ABOUT ME
mofumofupapan
線維筋痛症を発症した作業療法士の中年男。これまで学んだリハビリの知識と技術を活用し、社会復帰目指して奮闘中!もふもふした動物が大好きで、ハムスターとモルモットを扶養しています。もるもる協会入会済み!! こちらも( `・∀・´)ノヨロシク https://ameblo.jp/mofumofupapan
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