闘病日記

無知とは時に罪である!業界における教育の必要性について考える!!闘病日記~89日目~

Pocket

 

少し前にあった職場でのお話。とある介護士さんが、近しい方が他界されたと声を掛けてきました。私としてはお悔やみを申し上げることぐらいしか出来ないのですが、何やら相談に乗って欲しいとの事でした。

 

 

 

介「近所に住んでいる知人が亡くなったんです。」

 

 

 

私「そうなんですか・・・それは、お悔やみを申し上げます。」

 

 

 

介「それで・・・原因が少し疑わしくて・・・少し知恵を貸して欲しいんです!」

 

 

 

私「え?いや私が出来る事なんて無いと思いますよ?」
死亡原因について、いちセラピストに出来る事なんてありません”(-“”-)”

 

 

 

介「取り敢えず話だけでも聞いて下さい!」
凄い勢いです(;´・ω・)

 

 

 

私「は、はぁ・・・話を聞く位なら」
(;´・ω・)

 

 

 

 

仕方がないのでお話を聞いてみると、【知り合いの方の死亡原因がインフルエンザからの肺炎になっていた】との事でした。なんでも高熱が出た為、病院受診して検査したところインフルエンザの診断が出たそうです。

 

 

 

 

病院からは入院を勧められたものの、本人もご家族もインフルエンザくらいならと入院を断り帰宅。そのまま寝室で隔離して看病する事にしたそうなのですが、数日が経過しても状態は改善せずむしろ悪くなる一方。

 

 

 

 

それでも、たかがインフルエンザとそのまま放置していたそうなのです。しかし、その後食事も出来ず呼吸も困難な状態になったらしく、ここで再度病院に連れていくと肺炎を発症しており即日入院の運びとなったそうです。

 

 

 

 

ちなみに無くなった方の年齢は90歳代らしく、そこまでの話を聞いていた私は「最初に入院していればなぁ」と思いはしたものの、特におかしなことは無い様に感じていました。

 

 

 

 

すると介護士さんが「インフルエンザが原因で人が死ぬなんてありえないですよね!!」と詰め寄ってきます。周囲で聞いていたらしい他のスタッフも同意の様でみな一様に頷いています。

 

 

 

 

つまり介護士さん的には【インフルエンザは風邪の少し強いやつ】⇒【風邪で人は死なない】⇒【つまりインフルエンザでも人は死なない】⇒【最初の診断の時にミスがあったに違いない】⇒【今回の件は医療ミスだ!!】となったようでした。

 

 

 

 

 

その知人のご家族にも【医療ミスに違いない!!】と言ったらしく、相手のご家族も混乱。それで、病院に訴えを起こすために私の意見が欲しいとの事でした。正直とても頭が痛かったです”(-“”-)”

 

 

 

 

何故毎年、介護施設や病院でインフルエンザに警戒して対策してるのか分かっていなかったのでしょうか・・・わかっていなかったのでしょうね。そもそも私の意見如きが何の意味を持つというのか(ノД`)・゜・。

 

 

 

 

 

取り敢えず私は、スマホでスペイン風邪アメリカでのインフルエンザの死亡者数の項目を開き「インフルエンザで人は死にますよ」と言い、特に子供と高齢者の場合は状態の悪化を招きやすく、早期に正しい対応を行う必要がある事も伝えました。

 

 

 

 

その介護士さんや他のスタッフは酷くショックを受けたようでした。・・・しかし私は思うのです。「ただの風邪であっても対応を間違えば人は死に至る危険がありますよね?」と・・・

 

 

 

 

そういった事例はこれまで何件も見てきましたし、私が現在勤務している施設でも同じような事は起こっています。介護スタッフの方達も私と同じように利用者様を見てきたはずなのに、この意識のズレは一体何なのでしょう・・・

 

 

 

 

やはり、他の業界から介護業界にいらした方に対しては、病理・薬理や解剖的な知識が決定的に不足している気がしています。これらの事は独学で身に着ける事は難しいと思うので、業界に入った時点で最低限の教育は必要になって来るのではないかと感じた出来事でした。

 

 

 

 

医療・介護の業界に携わっていらっしゃる方も多いと思いますが、みなさまの施設ではどの様に教育などを進めていますでしょうか?是非お伺いしたいです。ではまた!

 

 

 

ABOUT ME
mofumofupapan
線維筋痛症に苦しむポンコツ業療法士!これまで学んだリハビリの知識と技術を活用し、社会復帰目指して奮闘中!もふもふした動物が大好きで、ハムスターとモルモットを扶養しています。もるもる協会入会済み!!
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。