日記

看護師探偵の名推理と与薬ミスに有効な5つの対策!FM持ちOT復職・闘病日記~83日目~

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高齢の方にとって服薬はとても重要なイベントです。しかし、毎日・毎食繰り返している為、ご本人様には自覚が無い事もしばしばです。利用者様の持病は高血圧、糖尿病、精神安定剤、心疾患など多岐に渡り服薬忘れは即、命の危険に繋がる事も少なくありません。

その為、配薬を行う際に担当職員は、細心の注意を払って飲み込みまで確認する事になっているのですが、どれだけ注意していてもやはりミスは起こるものです。特に夕食時の配薬はスタッフが少なくなり業務量も増加する為、確認漏れが増える傾向があるようです。

私の勤務している施設では昼食後と業務終了後に掃除を行うのですが、どちらかと言うと業務後の掃除の際に、床に落ちている薬を発見する事が多い様に感じています。今回はそんな時に頼りになる看護師さんのお話と、与薬ミスを無くすために実施している対策を纏めてみました。

掃除の際に薬を見つけた場合に必要になるのが、どの利用者様が服薬出来ていないかの確認です。これについては、私では十分に対応出来ないので何時も看護師さんに対応をお願いしているのですが、その鮮やかな手腕は流石としか言いようがありません。

どの様に服薬出来ていない人を判断しているのか聞いてみたところ、どの利用者様がどんな薬を服用しているのかを把握し、薬が落ちていたテーブルの周囲に同じ薬を服用している人が何人位いるのか?服薬を失敗しそうな利用者様や、服薬の確認が甘くなりそうな職員は誰か等々、色々な要因とこれまでの経験を合わせて考えているとの事でした。まるで金〇一君かコ〇ン君のような名推理です!

しかし、現実的な問題として看護師さんに頼ってばかりはいられません。与薬や配薬時のミスは可能な限り減らしていく必要があります。そこで、各職種で会議を行い次のような事を提案・検討する事になりました。

与薬ミスを減らす為の施策

〇各職員が利用者様が服用している薬を把握する。     
『服薬一覧表の作成』



〇利用者様の認知機能・嚥下機能を正しく把握する。
『各職種の視点から得た情報を全職員が共有する』




〇与薬に関わるスタッフが業務に集中出来る環境を作る。
『与薬中に他の業務に介入しなくて良い環境の設定を行う』




〇利用者様の座席の場所を調整する。
『服用している薬が被る利用者様の席は一緒にしないなどの調整を行う』




〇各職員の能力分析を行い負担を均一にする
『新人のみで与薬業務に携わることの無い様にシフトなどを考慮する』



 

 

現在施設では、上記の内容を実施するために色々と動きが出ています。職員ごとの能力・経験・技術の差やその日の利用者様の状態などの問題はありますが、スタッフ全員が【与薬】に対して注力する様になって来ました。これにより、業務中の声掛けやフォローが増えて来ているように感じています。

 

 

まだ与薬ミス自体は発生するものの、今後も業務の見直しや改善を継続していき経過を確認したいと考えています。

 

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mofumofupapan
線維筋痛症に苦しむポンコツ業療法士!これまで学んだリハビリの知識と技術を活用し、社会復帰目指して奮闘中!もふもふした動物が大好きで、ハムスターとモルモットを扶養しています。もるもる協会入会済み!!
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