日記

腰痛撲滅!起立動作と介護の見直しによる腰への負担軽減!!FM持ちOT復職・闘病日記~77日目~

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みなさまこんにちは!先日職場の同僚から連絡があり、先月入職された介護士さんが戦線を離脱されたと言われました。原因は腰痛らしく、取り敢えずは自宅療養となるのですが今後の見通しは不明との事でした。

この時同僚と話した内容が、【私達の施設は腰や膝を悪くして辞めていく人が多い】という事でした。考えてみると新人さんに限らず介護業務に関わる人は、腰や膝にダメージを抱えている人が多くみなコルセットを所有しています。

怪我の原因は色々とあるのでしょうが、私が以前から気になっているのは【移乗】に関わる一連の動きでしょうか。

気になるポイントはいくつかあるのですが、今回は起立動作についてピックアップして、利用者様にいすから立って頂く際に利用者様・介助者共に少しでも楽になる為の注意点をお話したいと思います。

利用者様の起立を行う際に【お尻】【足】を適切な位置に移動すると、後の動作を楽に行う事が出来ます。【お尻】は少し前に引き出し、【足】は膝より少し内側に設置するイメージです。

次に、お辞儀をするように体を前方に倒し【前傾姿勢】を促します。これを行う事で体重をしっかりと足に乗せる事が出来ると共に、重心を前方に移動する事が出来ます。

立ち上がる時には斜め前方向に引き上げるようにすると、自然な動きで起立が行えます。また、この方法は利用者様の協力を得られ易いため介助者の負担を軽減し、利用者様の残存機能を活用する事に繋がります。

立ち上がった後にも自然な状態で立位が保持出来ているため、人によっては足の踏みかえて移動する事が出来るかも知れません。もしそうであれば、介助者は体を支えているだけで移乗が出来ることになります。踏みかえが出来ない場合でも、より小さな力で移乗が行えると考えられます。

言葉による説明だけでは分かり難いので、図を入れてみました。実際にはここまで綺麗に差が出る事は少ないかと思いますが、違いを分かり易くするために少しに大げさに表現しています。上が先ほど説明した立ち上がりで、下がそれらを行わなかった場合の立ち上がり(私の施設でよく見る立ち上がりの介助)となります。

下の【お尻】【足】の位置調整を行わなかった方は、立ち上がった後に体がくの字になり【お尻】が後方に残ったままになってしまっています。この状態になると利用者様は自分の立位保持が出来ない事に加え、【お尻】に引っ張られて後ろに倒れそうになってしまい、全身が緊張し動きが取れなくなってしまいます。

介助する側は、利用者様を【立たせておく】為に大きな力を必要とする事になります。これによりこの後に続く移乗にも、より多くの力を要する事になってしまいます。

利用者様が不安定で、それを支えるために必死な状況です・・・介助する側はどのように動くでしょうか?

これまでの私の経験上、車いすが近くにあれば、そのまま勢い良く腰を捻り利用者様を着座させ、車いすが遠ければ利用者様を吊り上げながら、土俵際のお相撲さんの様にじりじりと移動して半ば投げるように着座させる・・・概ねこの様な形に落ち着く場合が多いです。

どちらの場合も、利用者様・介助者共に多大な労力を要している事が分かります。1回くらいであれば問題ないのかもしれませんが、介護業務に携わる以上これが毎日何度も繰り返されます。その為、足腰にダメージが蓄積していき1ヵ月もすれば腰痛持ちの仲間入を果たすことになってしまします。

このように立ち上がりだけを見ても、無理をしている事が分かりますし改善する事により楽に仕事が出来る可能性があるのですが・・・何故かリハ職が口出しする事を異常に嫌うのですよね、介護の偉い方たちは(;´・ω・)

 

 

私個人の考え方ではあるのですが、介護職・リハ職関係なく利用者様の介助に入る際には、いつでも全介助で行うのではなく、利用者様の残存能力をフル活用した方が良いと思っています。

 

 

これは介助者が楽になるだけでなく、利用者様の機能維持や向上にも繋がってきます。稀に体重が軽いからと利用者様を【お姫様抱っこ】して移乗する方を見掛けますが、これは是非やめて頂きたいと思います。ご自分の腰を痛めるだけでなく、利用者様が自分で動く機会を奪ってしまいますから・・・(;´・ω・)

 

 

私自身の今後の課題としては、【伝え方】を学ぶ事でしょうか?他職種に説明しても嫌な気持ちにさせない、受け入れやすくメリットを伝える等々検討する事は多くあるように感じます。

 

 

せっかく御縁があって入職された職員さんが、怪我で退職していくのは寂しいですからね(´-ω-`)

 

 

介護業務に携わる方は是非とも介助を楽に行う事を考えながら、お仕事をして頂ければと思います。流石にここまで基礎教育が行き届いていない施設は無いかも知れませんが・・・お仕事頑張って、腰や膝を悪くして休職や退職なんて勿体ないですからね!ではまた。

 

ABOUT ME
mofumofupapan
線維筋痛症に苦しむポンコツ業療法士!これまで学んだリハビリの知識と技術を活用し、社会復帰目指して奮闘中!もふもふした動物が大好きで、ハムスターとモルモットを扶養しています。もるもる協会入会済み!!
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