闘病日記

線維筋痛症OTの復職・闘病日記~51日目~<やりがい搾取?>

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かなり前の事になるのですが、私がOTとして働き始めて1年程が経過した頃、専門学校の同期生で集まることがありました。私と同じ年に卒業したのは20名ほどでそのほとんどが病院で勤務をしていました。

 

 

 

 

一言で病院勤務と言っても、急性期~回復期まで色々な段階があります。その為、同期生に病院勤務が固まること自体は特別に珍しくもなく、問題があるわけではないのですが、その集まりでの話題は、当時の私にとってはあまり楽しいものではありませんでした。

 

 

 

 

今になって思い返せば、仕方のない事なのかもしれません。現役世代が初めて就職して、リハビリという行為に携わって1年・・・それなりの手応えや、やりがいを感じていた時期でもあった為でしょう。その集まりでの話題は、【自分がどんな患者を治したか!】に集中していました。

 

 

 

 

・・・これは、私個人の考えですがPTやOT等のセラピストがリハビリを行う事で患者様や利用者様の体が【治る】事はありません。

 

 

 

 

怪我や病気を【診断】し【治療】するのはあくまでも医者であり、患者様や利用者様本人の修復能力や免疫機能です。

 

 

 

 

では、セラピストは何をするのか・・・怪我や病気で低下した【機能】や【能力】の回復が適切におこなわれるように促す事、もし失われているのであればその【機能】や【能力】に変わるものを提供していく事がセラピストの役割であると考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文面だけをみると【患者を治した】の表現はでも良いのでは?と思われるかもしれません。しかし、セラピストが行っている事はざっくり説明すると、問題が起きている【原因の予測】【調査】【修正案の提供】となります。

 

 

 

結果として、セラピストがやっている事は患者様が回復する為の補助であり、回復に至る過程は患者様自身が、痛い思いや苦しい思いをしながら運動などを頑張ることによって成されているのです。

 

 

 

 

ですので私としては、セラピストが【患者を治した】ではなく【患者様が自分で頑張って良くなった】が正しいと思っています。

 

 

 

 

・・・くどいようですが、あくまでも私の考えですけども、脳血管障害や整形系の外傷も発症後に適切な医療行為を受けていれば、その後3~6ヵ月の期間である程度自己修復していくものだと思っています。であるならば、後はいかに効率よく正しい方向に回復を導いていくかがセラピストの腕の見せ所になるのではないかと考えます。・・・と言うかこれは学生時代に実習を通して嫌と言うほど叩き込まれているはず・・・なのですが・・・

 

 

 

 

もしセラピストが【患者を治している】のであれば、脳梗塞の後遺症で弛緩性のマヒで麻痺側が動かせない人や緊張が高過ぎて拘縮を起こしている人など様々な症状の人が居ることに説明が付きませんからね。治せるなら一律に元通りに治せばいいのにと思います。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、その集まりで上記の事を発言したところ『我々のやりがいを搾取する老害!』的なことを言われ結構な非難を浴びました。

 

 

 

 

こちらに言わせれば、何もわからない患者様から『努力の結果とやりがいを掠め取ってった詐欺師』なのですが・・・この件があって以降、私が同期の集まりに呼ばれることは無くなりましたとさ(*’ω’*)

 

 

 

 

ああ、ついでにライングループからも外されてるみたいです。悲しいものです・・・別に悲しくもないか・・・(;´・ω・)

 

 

 

 

あの集まりから数年が経過しました。あの頃は新人だった彼らも今では各病院である程度の地位に居るのではないでしょうか?願うならば、少しでも謙虚な気持ちで患者様に接してくれるセラピストになっていてくれると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

・・・何だか愚痴っぽくなってしまいました。取り敢えず患者様や利用者様からやりがいと努力の結果を掠め取るセラピストは好きになれないという事で今日はお終いです。ではまた。

 

 

 

ABOUT ME
mofumofupapan
線維筋痛症に苦しむポンコツ業療法士!これまで学んだリハビリの知識と技術を活用し、社会復帰目指して奮闘中!もふもふした動物が大好きで、ハムスターとモルモットを扶養しています。もるもる協会入会済み!!
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