
ふーたくん
さて前回は線維筋痛症の治療についての目標設定に触れたと思うのじゃが、今回は、線維筋痛症の治療の進め方から説明するぞい。
よろしくお願いします。

ぱぱん
お願いします!!

はるくん


ふーたくん
まず、お体に痛みが出てくると、病院に行くことになるじゃろう。そして病院で診察や色々な検査を受けて、線維筋痛症の診断が出ると治療の開始となるのじゃ。

ふーたくん
上の図を見てもらえれば分かると思うのじゃが、線維筋痛症の治療の基本は痛みの軽減となる。病院などの医療機関では、その方法としてお薬が使用されることがほとんどじゃろう。なので今回は薬物療法についてをお伝えするつもりじゃ。
お薬ですか~(._.)はるは苦いのは苦手ですね~。

はるくん


ふーたくん
薬物療法では、痛みに対するお薬と痛み以外の症状に対してのお薬が処方されるのじゃが、線維筋痛症の症状は幅広く、それら全てに処方するとお薬が膨大な量となってしまう。このため、上の図のように、痛みとそれ以外の症状で特に目立つものを中心にアプローチする場合が多くなる。
症状を大まかにタイプ分けしてお薬を選ぶのですね?でも、ぱぱんは図の3つの症状が全部出てませんか?

はるくん

ぱぱん
そうだね。それは、ほとんどの線維筋痛症患者さんに言えることだと思うよ?だけど、その中でもより強い症状をお医者さんが判断してお薬を選択していく感じかな?

ふーたくん
うむ、ぱぱんの場合は痛みとうつ症状、筋緊張亢進が特に強く出現していたから、その改善を目的としたお薬が処方されたようじゃな。うつ症状に対してのお薬は、筋肉の緊張を和らげたり精神をリラックスさせる効果もあるから、概ね上の図のような感じになっておると思うぞ!!

ふーたくん
最後に、主な抗うつ薬の一例を表にまとめておくが、これはジックリ見てもあまり意味はないかもしれんな。
どうしてですか?せっかくはるとぱぱんが頑張って、表を作りましたのに(;´・ω・)

はるくん

ふーたくん
それはの?こちらに多少の知識があったとしても、診察や検査の結果から、今後の治療の進め方やお薬の処方を決定するのは、お医者さんじゃからじゃよ!表には軽く目を通して先生とのお話のときに参考にする程度が吉じゃな。

ぱぱん
うん、ふーたくんの言うとおりだね。事前に知識を得ておくことは大切だけど、それを言葉に出すと嫌がるお医者さんも居るからね!あくまでも自分の症状がどのタイプなのかとか、聞いたことのある薬だなとかを思い出しながらお話を聞くのがいいかもね。


はるくん
ぱぱん・・・お薬の失敗談は・・・ありませんよね?さすがに(;・∀・)
・・・

ふーたくん

ぱぱん
・・・あるよ?ききたい?(一一”)
あ、あるんですね・・・いちおうききたい?です

はるくん

ぱぱん
先に伝えておくと、ぱぱんには3種類の薬が処方されているんだよ。メインの薬【サインバルタ】、痛み止めの【ワントラム】、眠剤の【ゾルビデム】で3種類。治療を始めてから1年程経過した頃のことなんだけど、ずっと薬の服用をしてると、あるポイントから痛みに変化が無くなってきたんだ。
・・・

ふーたくん

ぱぱん
激しい運動は無理だけど、軽く動く位なら痛みは少ない。そんな感じでほとんど変化が無くなったから、日常生活での活動量を増やしたり散歩なんかしたりして少しづつ出来ることを増やしていったんだ。
あれ?いい感じじゃないですか?

はるくん
・・・そこまではの”(-“”-)”

ふーたくん

ぱぱん
・・・うん、そこまではね。・・・結構調子がいいし痛みも我慢できる程度で経過してる・・・これは社会復帰いけるのでは?と思いました。
良い事じゃないですか?

はるくん

ぱぱん
…社会復帰にあたり、「睡眠薬の服用はまずいよね。というか痛みも最近変わってないし薬要らなくね?」と思いました。
…え?ちょっ・・・(;・∀・)

はるくん
“(-“”-)”

ふーたくん

ぱぱん
薬を飲むのをやめました(;・∀・)・・・全部!!
Σ( ̄ロ ̄lll)マジですか?

はるくん

ぱぱん
マジです(*‘∀‘)そして1週間後・・・症状の再発と悪化により動けなくなりました(;・∀・)
・・・このどあほぅが!!仮にも医療業界に関わっておったものが、医者の意見も聞かずに勝手に薬を飲むのを止めおって( ゚Д゚)それまでの努力と苦労が全部パーじゃ!!

ふーたくん

ぱぱん
猛省しております。お医者さまにもしこたま怒られました”(-“”-)”二度とこのようなことは致しません。
まぁ、過去の事をいつまでも引きずっても仕方あるまい。今後は勝手なことをしないようにじゃ!!しかし、このような事例はありがちではあるのじゃ。例え調子が上向きになっても薬の調整は絶対に医者と相談するべきじゃ。場合によっては取り返しのつかないことにもなりかねんからな。

ふーたくん

ふーたくん
さて、思ったより長くなってしまったな。ここまで見てくれてありがとうじゃ!お薬については表にある以外にも沢山あるから、興味がある場合はご本やインターネットで調べてみるのも良いじゃろう。今後は薬物以外の治療法について説明をしていくつもりじゃ!!もし良ければ、また見てほしいのじゃ、
ぱぱんとはるもがんばってお勉強しています!!また見てもらえるととてもうれしいです(*’ω’*)ではまたです。

はるくん

ぱぱん
ここまでお付き合い頂きありがとうございます。今後もゆっくりとではありますが線維筋痛症の事をまとめていきますので是非よろしくお願いします。