ぱぱんのもふもふライフ
線維筋痛症

チャレンジ!!疼痛緩和② 線維筋痛症に苦しむ中年男性とリラクゼーションマッサージ

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マッサージによる疼痛緩和のメカニズム

 

 今回は、マッサージによる疼痛緩和について纏めていきたいと思います。いきなり『マッサージと疼痛緩和の関係』を説明するのはぱぱんの能力では難しいので、まずは簡単に『筋肉の緊張と疼痛の関係』を説明させて頂きたいと思います。

筋肉の緊張と疼痛の関係について

 筋肉は運動したり、ストレスを受ける事により収縮(縮む)します。これがいわゆる筋肉が緊張ている状態です。そして緊張が続くと筋肉に分布する感覚受容器や、筋肉を包んでいる筋膜に力が加わっていきます。加わる力が強くなって来ると、感覚受容器から危険を知らせる信号が発せられたり、筋膜が傷ついたりするので、結果として疼痛が生じる事となります。
 また、筋肉が緊張する事により各種血管が圧迫されると、血流が阻害され痛みを誘発するブラジキニンやプロスタグランジンなどの物質が生産されます。これらの物質が生産されると、その周囲には痛みが発生する事になります。簡単にではありますが、筋肉の緊張と疼痛の関係はこの様な内容であると考えられます。

上に記述した内容を纏めると、

線維筋痛症などの疾患で慢性的に疼痛が続くと、それにより生じるストレスや痛みに対する緊張で無意識に筋肉の収縮が起こる。

筋肉が収縮する事により感覚受容器が刺激されたり、血管が圧迫されるとブラジキニンなどの疼痛誘発物質が生産されて疼痛が生じて筋肉の緊張が強くなる。

これが繰り返されて筋肉が緊張した状態が続くと、筋肉を包んでいる筋膜に傷が出来たり、疲労が生じたりする。これにより更に強い痛みが発生する。

発生する痛みが強くなると、より強いストレスが生じると共に痛みに対する緊張も強くなっていき、更に筋肉が硬くなっていく。

以上のようなサイクルが生じていると考えられます。

 続いてマッサージによる疼痛緩和の原理についてですが、人体には元々身体をさすったり、揉んだりすることで痛みを和らげるシステムが存在しています。
 このシステムをより効率的かつ効果的に作動させる手段の一つがマッサージで、皮膚や筋肉を徒手的に刺激し、感覚受容器を興奮させて疼痛誘発物質の発生を抑えたり、硬くなった筋肉が神経や血管を圧迫している場所を改善したり、身体を温めて血管を拡張させ血流の改善を行い老廃物などの排出を促し疼痛の原因を解消する事に役立っていると考えられます。

最後にぱぱんの体験をお伝えしたいと思います。線維筋痛症初期の疼痛が不特定の場所に強く出現していた時期には、身体の表面だけでなく血管や内臓にも痛みを感じていた事に加え、圧迫などの刺激により痛みが強くなっていたので、マッサージは効果的ではではありませんでした。このような時期には揉むのではなく、痛みが出ている場所を優しくさするとで痛みが軽減することもあったように記憶しています。

 リラクゼーションの利用を始めたのは、治療開始から2年程が経過し服薬によって疼痛がある程度疼痛が抑制出来るようになって来た頃でした。その頃になると、少しは心身共に余裕が持てるようになっており、病気や痛みについて自分なりに調べる様になっていました。それにより、筋肉と疼痛の関係を知った事で担当のDr.に相談しながら施術を受けるようになりました。結果としては、自分ではある程度納得のいく効果を感じています。
 

 このブログで書いている事は、あくまでもぱぱんが調べて体験した1個人の考えです。線維筋痛症に限らずあらゆる疾患は個人により病態に差異が生じます。もしこのブログ記事をお読みになり、リラクゼーションに興味を持たれた場合でも、決してご自分の判断だけで行動せずに担当のDr.に相談の上で施術を受けられますようにお願いします。


 

伊藤 和憲 『よくわかる痛み・鎮痛の基本としくみ』 第2版 株式会社 秀和システム 2018 265p

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線維筋痛症の痛みと日々格闘している中年男性!!セコンド役の妻とハムスターとモルモットは頼れる仲間Da!!! アメブロの方もよろしくお願い致します。 https://ameblo.jp/mofumofupapan
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